おはようございます。忖度CPAです。
本日は早起きのメリットの2つ目、「朝は脳みそがフレッシュなので知的生産性が高い」についてです。
下記記事でもご紹介されている通り、朝は脳のゴールデンタイムと言われています。
https://shuchi.php.co.jp/the21/detail/3360
仕事が終わらずに夜頑張って深夜まで作業したけど、いまいち集中できず、捗らなかった、という経験は誰にでもあるかと思います。これが朝やってみると、いい思いつきもあり、どんどん作業が進んだ、という経験を持っている方も多いのではないでしょうか。本日は、何故朝の作業がおすすめなのか、体験談をもとにご紹介していきます。
まず、私はもともと夜型人間で、仕事の多さは労働時間でカバーしているタイプでした。夜は深夜まで残業し、朝は始業に間に合うギリギリの時間に起きる。朝食を食べる時間もなく起きてから15分で家を出るのが当たり前の生活を長らく送っていました。
しかし、2021年より規則正しい生活を決意し、夜21時に寝て朝4時に起きる生活に切り替えました。すると、これまで21時〜25時で消化していた仕事をその時間に行うことは物理的に不可能となります。なので、最初の頃は21時ころに寝るときにいつも罪悪感を抱いていました。私は社畜精神の高いサラリーマン会計士ですので、そもそも21時以降に働く必要がある労働環境がブラックなのですが、そこには特に不満を持たずに、ひたすら目の前のタスクを盲目的にこなしていたのです。そのため、他のチームメンバーが働いている時間帯に寝ている自分に罪悪感を感じていましたが、しばらくすると、むしろ朝の時間帯の方がより生産的な仕事ができることに気づいたのです。仕事ですから、周りと同じ時間に働くことが目的ではなく、結果を出すことが目的になります。会計士は比較的働く時間や場所を自分で選べる環境にあるので、結果さえ出していいれば何時に働いてもいいわけです。この考え方のもと、朝の時間帯に生産的な仕事ができるよう生活を切り替えていきました。
前置きが長くなりましたが、このように生活を切り替えた事による具体的なメリットとしては、①朝は静かで集中しやすい、②脳がフレッシュなのでアイディアが泉のように湧いてくる、③思い切りが良くなる、の3点が挙げられます。
まず①ですが、作業において集中できる環境は非常に大事です。日中は、自分の作業をしながら電話やメールの通知に常に意識が少しだけ傾いていますし、実際に電話や会議で作業を中断せざる得ない場面が数多くあります。私の場合、職業柄ミーティングが非常に多く、日中に自分の時間を2時間まとめて確保できる日はほとんどありません。一方、朝の時間帯はどうでしょう。まだ他のチームメンバーやクライアントが寝ている4時〜7時には、電話やメールが飛んでくることはありません。それだけでなく、家族も寝ているので誰にも中断されずに自分の作業を静かな環境で3時間継続することができます。これは忙しいビジネスパーソンにとって、まさにゴールデンタイムではないでしょうか。
次に②ですが、脳は意思決定を行うたびにそのキャパシティを消費しています。もちろんキャパシティは有限ですので、朝は満タンになっているそのキャパシティが、日中の意思決定によって徐々に消費され、夜には空っぽ担っているイメージです。そのため、夜仕事をしていると、1つの作業についてあーでもないこーでもないと1人でくよくよ悩み、なかなか決めれない状況にもストレスを感じてしまい、進まないだけでなくその仕事にネガティブなイメージを持ってしまう、という事もあると思います。一方で朝は脳がフレッシュな状態ですので、キャパシティが満タンです。そのため意思決定が素早くできますし、それだけでなく、昨日までは思いついていなかったような良いアイディアがどんどん頭に浮かんできます。私の場合、朝は運動もしているのですが、その後のシャワータイムに爆発的に仕事のアイディアが湧いてきます。これらはすぐ消えてしまうので、メモしておくのも欠かせないアクションです。
最後に③ですが、②にも関連しますが、キャパシティが満タンなので、意思決定が素早く思い切りよくできます。これも非常に大事で、夜はどうしても人間はネガティブになりますが、朝は基本的にポジティブなので、どうでもいいような細かいことを気にせずに仕事を終わらせることができます。もちろん、夜は気が回らないような細かい考えるべき論点にも朝は気づけますし、一方で気にする必要がない人間関係上のしがらみなどは気にしないで進めることができます。私はHSP気味の忖度人間だと自分で思っているので、仕事の品質に関係のないような人間関係上のしがらみが必要以上に気になってしまう性格です。しかし、品質に関係がないことは分かっているので、そんなくだらないことに悩んで時間を使ってしまう自分自身に嫌気が指し、それがストレスになっていたりします。そのため、その辺りを気にせずに仕事を進められる朝の時間帯は本当に気持ちよく仕事ができ、ポジティブに仕事に取り組めます。
以上、夜の残業をやめて朝働くメリットでした。その他の早起きのメリットの紹介は以下をご参照ください。
You have to fight to reach your dream.