皆さん、こんにちは。20代で年収1000万円と海外駐在の目標を達成した、忖度CPAです。
手帳で人生をマネジメントするシリーズ、今回は目標管理についてです。
シリーズの他の記事については以下をご参照ください。
皆さん、人生の目的を考えたことはあるでしょうか。誰しも一度は、「自分は何のために生まれてきたんだろう。自分の人生で成し遂げたいことは何だろう」と考えたことはあると思います。忖度CPAも、もちろんそのように考えたことは何度もありますが、私の意見としては、「元々与えられている目的はなく、自分で作るもの」という考えです。「自分で作るもの」というと、やらないといけないことのように少しネガティブな印象になってしまうかもしれませんが、決してそうではなく、「自分が自由に作り上げていくことができるもの」という感覚です。そのため、人生の目的を考えて作り上げていく過程は、自分の好きなこと・やりたい事を考えて、それらをより高いレベルでできるよう、自分が満足できるよう日々研鑽していくプロセスだと考えています。そしてこのプロセスこそが、マズローの5段階欲求説でも最高位の自己実現欲求を最も満たす最適解だと信じています。そのため、人生の目的をブレイクダウンして中長期の目標を設定し、その目標を達成できるような計画を作り日々アクションを継続するプロセスこそが、人生を有意義にしてくれるものだと思います。
人生を有意義にするために目標を設定し、その目標を達成するために日々努力を重ねるプロセスは比較的地味で単調な場合が多いですが、一方でその目標を達成した時の喜びや達成感は何にも代え難いものです。目標がないと、達成したかどうかを判断する基準がないため、達成感も曖昧になり、喜びも半減してしまいます。まずは明確な目標を立てることで、目標達成のための正確なアクションプランを立てることができ、達成できたの達成感がものすごい大きくなるのです。
では、具体的に目標の設定はどのようにするのがいいのでしょうか。基本原則としては、大きな目標から徐々にブレイクダウンしていくのがお勧めです。例えば、ダイエットで体重を10kg減量するという大きな目標を設定した場合、期限と方法をまずは決めましょう。3ヶ月という期限で、食事制限と運動という方法でダイエットを行うと決めたとします。ただ、これだけではまだ不十分です。ブレイクダウンの基本は、1回のアクションや、1日当たりの目標までブレイクダウンすることです。例えば、1回のアクションであれば1食当たりのカロリー摂取量を500kclまでにする、1回の運動で2km以上は走る、などです。朝昼晩で食事量が異なる場合には、1回当たりではなく1日当たりの接種カロリーを1,500kclまでと定めるのもいい方法です。このように、できるだけ細かい単位の目標を設定することで、小さい目標を数多くこなすことができ、モチベーションが更に高まり継続できるという好循環に入ることができるのです。
目標を設定した後に大切なのは、なんと言ってもアクションを日々継続することですが、それに加えて振り返りの時間も非常に重要です。計画したアクションを実行すると、新たな気づきや学びが必ずあります。それらの気づきや学びは、目標に対してアクションのベクトルが違った場合にそのベクトルを修正するのに役だったり、アクションの過不足の修正につながったり、効率を改善するのに役立ちます。この振り返りがないと、例えば上記のダイエットの例の場合に、計画上では3ヶ月で10kgの減量になっていても、そのための1日当たりの運動量である2kgのランニングがどうしても体力的にしんどい場合、運動量を1.5kgに下げる代わりに1日当たりの食事摂取量を1,300kclに下げるなどの調整が取れなくなってしまいます。この調整が非常に重要です。この調整をこまめにやることで、ストレスなく快適にアクションを継続する事が可能になります。アクションを継続することは誰にとっても大変なことですが、この調整を頑張ることでアクションは自然と継続できるようになります。
上記のような目標管理を行うためのツールとして、手帳をお勧めします。電子媒体でももちろん問題ないですが、重要なのはフリーハンドで書き込めるツールを使うという点です。フリーハンドをお勧めする理由は、上記の「調整」を行うためには当初の記載に加筆・修正を行ったり、図やイメージを書き込んだり、とにかく自由に書き込めることが重要です。手帳であれば、自由に書き込めるのはもちろん、いつでも開けばすぐに内容を確認することができます。とにかくこの確認する回数を増やすことが重要です。人間は、無意識のうちに色々なことを考えてしまいます。何かに意識を向けるには、意識的にその情報に触れることで脳内のスイッチをその対象に向ける必要があります。そのため、手帳に書き込みいつでも見れる状態にしておき、必要があれば何でもすぐに修正を行い、常にその目標を意識できる状態にしておくことで、目標達成の可能性が飛躍的に高まるのです。
You have to fight to reach your dream.