皆さん、本日は英語学習において敬遠されがちな発音(アクセント)についてです。
座学やTOIECなどの英語テストは得意だけど、実際に外国人の方と英語でコミュニケーションを取ることに対して、特に話す聞くに関して苦手意識を持っている日本人はとても多いと思います。
下記記事にもあるように、日本の社会人年代の約7割が英語コミュニケーションに苦手意識を持っており、逆に問題なく聞くことも話すこともできるという人は全体の2.5%しかいないという調査結果もあります。
話す聞くに対して苦手意識を持ってしまう大きな理由の1つである発音について、公認会計士としてロンドンで働いている忖度CPAが色々な切り口からご説明してたいと思います。
初めに、発音を学ぶに当たって知っておくべき基礎知識は以下の通りです。
発音記号:アルファベットの音を表す記号
母音:発音の基礎となる非常に重要な音(日本語における“あいうえお”)
子音:母音以外の音(日本語における“か”から“ん”)
ポイント:アルファベットは読み書きのための文字であり、話す聞くにおいては発音記号に従って発音をする必要がある。同じアルファベットでも単語によっては発音が変わるのが英語の面白い部分であるが、日本語のひらがなはどのような文章の中で使われても発音は変わらないため、日本人がアルファベットと発音記号の違いを理解するのが難しい理由でもある。
上記ポイントの通り、発音記号はアルファベットと等しく重要であるにも関わらず、日本の義務教育では発音記号について基本的に学ばないため、日本人は読む書くはできるのに話す聞くができないという現象につながるのである。
発音記号を学ぶ上では、アルファベットを初めて学んだ時と同じような気持ちで“新しい言語を勉強する”ぐらいの気持ちの方が良い。そのぐらい重要な記号なのである。
また、発音を学ぶ上で最も重要なことは、実際に声に出して発音してみることである。漢字や英単語を覚える時に何回も紙に書いたのと同じように、練習が重要。しかし発音記号は発音のための記号なので、紙に書くよりも実際に発音することが練習になる。
今日は母音のうち、いわゆる短母音を紹介します。
実際の音声は以下の記事を参考にどうぞ。
日本語の“あ”に近い短母音
【æ】 【ʌ】 【ǝ】
日本語の“い”に近い短母音
【i】
日本語の“う”に近い短母音
【u】
日本語の“え”に近い短母音
【e】
いかがでしたでしょうか。
何度も繰り返し聞き、自分の発音も録音して聞き比べ、正しい発音を自分の体に染み込ませることが重要です。次回は長母音を紹介します。
You have to fight to reach your dream