Business

【出世】現職での評価を上げ出世するための6つの事【ポジショニング】

皆さん、こんにちは、忖度CPAです。

今日は、将来への不安から転職を考えている社会人の方々も多いと思いますので、転職を考えたらまずは現職での評価を上げるべき、というテーマで発信したいと思います。

グローバルエリートは見た! 」の著者がビジネスパーソンに送る"一流になれる"働き方の指南書『最強の働き方』|転職ならtype

一般的には現職への不満や、将来のキャリアプランと現職のミスマッチから転職を考えることが多いと思いますので、逆ではないか?という疑問を抱くと思います。つまり、転職を考えた時点から、現職に従来以上の力を入れる人は少ないのではないか、ということですね。

確かにその心理も非常に理解できるのですが、一方で、非常に流動性の高いCPA業界に身を置く私が実際に感じたこと、などを踏まえた記事となります。

ちなみに私は、日本のCPA(公認会計士)でして、籍を置いている法人ではそれなりの評価をいただいており、同期の中で最も出世スピードが速い上位5%程度の層に位置しています。もちろん出世が人生の全てではないですが、人生の多くの時間を割いている仕事であれば、一生懸命に取り組み結果を出して評価を受ける方が得、と考えているタイプです。

CPA業界の流動性は本当に高く、入社後5年程で同期の6~7割は転職している状況です。そのため、転職の際のプロセスや、転職後に感じたメリット・デメリットの生の声を聞けるチャンスが非常に多いです。そんな生の声を聞く中で一番多かった話が、やはり現職で結果を出せていない人が転職で成功する確率はほぼない、という現実です。まあこれ、とっても当たり前な話であることは皆さんも直観的に分かるかと思います。

そこで今日は、ではどうしたら現職での評価を上げることができるのか、どうしたら結果を出すことができるのか、をテーマにしました。ちなみに、何故現職で結果が出ていないと転職しても成功できないのか、という点はまた後日ご紹介します。

現職での評価を上げるために必要な6つのこと

1.ポジショニング

エリートビジネスマンが実践している10の仕事術 | アイテムビズ

ポジショニングは評価のために最も重要と言っても過言ではないです。皆さんも分かると思いますが、仕事はしていないのに何故か部長に気に入られている無能な課長や係長、どの職場にもいると思います。これは全てポジショニングの問題です。人間は誰しも自分に近い人を批判しづらい、という傾向があります。そのため、お気に入りの部下に対して悪い評価をつけづらいのです。もちろん、本来的にはお気に入りかどうかと仕事の成果は分けて考えるべきなので、お気に入りばかり評価するのは部長側の管理能力不足でもありますが、部長も人間なので、そんなにきっちり分けて考えることはできないのです。これはもう人間が仕事をする限り変えられない真実です。にもかかわらず、いつまでも部長の管理責任不足を嘆いているのは、時間の無駄です。なので、部長はお気に入りをひいきする、と批判するのではなく、さっさとお気に入りになってしまいましょう。お気に入りになり、その過程で仕事もある程度の成果を出していれば、必ず評価は上がります。気に入られるための方法と、仕事である程度の成果を出すための方法は、実は非常に似ていて、

①気が利くかどうか

②自分の意見を発信しているかどうか

この2点に尽きます。

①は、気に入られるための方法としてイメージしやすいと思いますが、仕事の成果のためにも実は非常に重要です。自分がお気に入りに入りたい上司がいた場合、その人の機嫌や困りごとに注意を払う人は多いと思います。それと同じように、仕事においても、自分の仕事の先にどのようなステップを誰が担当し、最終的にその仕事がどのような形で顧客につながるのかを意識し、自分の後の工程の人が助かることや、最終的に顧客に繋がった際に顧客が喜んでくれるためにはどうすればいのか、という工夫を行うのです。それが、気の利いている仕事です。例えば、自分が見積書の作成を担当していたとします。見積書を作成→上司が確認→顧客への提示、というプロセスだった場合に、顧客が見積書に対して行う意思決定は受入 or 拒否の2択です。当然、受入をこちらは希望していますが、最初の顧客の反応が拒否だった場合、そこから受入に持っていく場合には、不満や疑問を顧客から吸い上げ、見積りに可能な限り反映する必要があります。特に会社として絶対に受注したい案件だった場合には、多少の値下げを行ったとしても見積りを受入れてもらう必要があります。このようなケースで、見積書を作成する際に重要なのは、最初から顧客の不満や疑問を想定して見積を作成することです。つまり、自分が顧客だったらこの見積りにどのような疑問を持つか、どのような不満を持つか、を徹底的に考え、1人で質疑応答しながら見積書を作成するのです。その際に、質疑応答の過程もメモします。そうすることで、上司に確認依頼をする際に、そのメモも一緒に渡しておけば、見積書からだけでは読み取れない自分の準備具合や思考過程を上司に伝えることができ、加えて上司が顧客に見積書の説明を行う場合にも非常に役立つメモとなります。顧客からすると、1回で疑問点や不満点を説明してもらえることになり、信頼や満足が向上します。少し考える時間とメモを取る手間を加えるだけで、上司、顧客、ひいては受注により利益を享受する会社全体に対して気を利かせたことになります。あなたが上司だとしたら、このような部下を気に入らないはずがないですよね?

徹底解説】グローバル人材に必要な6つのスキル│フリーコンサル.com

②自分の意見を発信しているか、という点ですが、こちらも非常に重要です。例えば会議で「○○さん、どう思いますか?」と聞いた時に、「ん~~そうですね~~....」で結局回答がない人に対して、次にも話を振ろうとは思わないですよね。少しシビアな話ですが、そのように回答が会議でできない人は、そもそも会議に参加する意思がありません。体は会議に来ていますが、頭や心が来ていないのです。そのような人は、会議に貢献していませんし、誰からも評価されません。仕事なので”評価”という言葉になりますが、例えばプライべートで考えた場合に、3人で飲み会をしていたとします。3人のうちの2人が愚痴(愚痴も一種の意見だと考えています)で盛り上がっているときに、残り1人に「××はどう思う?」と振ったとして、「まあ私はどっちもどっちって感じかな~~」という回答のみだった場合、その後に××さんに話が振られることは基本ないでしょう。何故なら、賛成・反対・中立のいずれのスタンスをハッキリとさせ、そのスタンスの理由を話すからこそ、それとは違うスタンス・理由を持っている人と話が盛り上がるからです。違うスタンス・理由ではなく、例えば同じスタンス・理由だった場合でも、話は盛り上がります。しかし、そもそも自分のスタンス・理由を明確にしない人に対して、周りは意見を求めませんし、盛り上がることがないのです。ここでまた話を仕事に戻すと、プライベートでの盛り上がりは、仕事での成果に直結するアイディアの豊富さと、組織の活性度合いを示します。どのようなスタンス・理由でも構いません。まずはそこを明確にすることで、会議に貢献することができ、ひいては”自分の意見を持っている人”ということで一目置かれる存在となり、上司からも頼れる存在として気に入られ、仕事でも意見が求められるようになる、という好循環につながるのです。

社長室の写真素材|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK

ポジショニングはもう1つの観点があり、それは評価を高く受けやすい仕事やチームに関与できているかどうかです。どの職場にも花形部署や注目を浴びやすい業務はあると思います。そこに行くんです。そこに行くためにどうしたらいいかを考えるんです。それを考えずに愚痴ばかりこぼしているのも、ただの時間の無駄です。これも具体的にな話はまた別の記事にてご紹介できればと思います。

以上が1.ポジショニングでした。以下、今後の記事としての残り5つの観点をご紹介していきたいと思います。

2.コミュニケーション

3.チャレンジ

4.ミーティング

5. チーム

6.タスク

それでは今日は以上です、ありがとうございました。

You have to fight to reach your dream.

-Business